「2012年6月-日本美術の至宝 展」のアーカイブ

大迫力の曽我蕭白筆《雲龍図》をはじめ、ボストン美術館の日本美術の至宝をご覧いただけるのも、本日が最後となりました。

俳人でもある当館の馬場駿吉館長が《雲龍図》を前に詠んだ句をご紹介。


襖絵に 寄り眼の巨龍 いて小春
駿吉

 

スタッフも龍達との別れを惜しみつつ、大変多くのお客様にご来館いただけたことに感謝です。

 2012年11月18日(日)13:30-16:00 

「大人の日本画時間」

講師:藤井聡子さん、木下千春さん (日本画家)

 

 

当館で開催中の日本美術の至宝展後期にちなみ、芸術の秋にしっとりと和の時間を過ごしていただく
「大人の日本画時間」を開催しました。
 
日本画家の藤井聡子さん、木下千春さんをお迎えし、
本格的な材料と技法による日本画の体験ワークショップとなりました。
 
 
 

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 まずは会場で講師をご紹介。
 
 
 
続いて講師と一緒に展示室へ。
画家の視点による作品鑑賞に皆さんじっくりと聞き入ります。

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図書コーナーに戻ったら、まずは日本画の特色や技法を紹介してもらいます。 
 

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裏彩色って何?どんな効果があるの?
 
 
 
続いて、講師による実演です。
さぁ、これからお手本をお見せします!5.JPG


 

 

皆さん、各自好きな下絵を選びます。絵具を慎重に画面にぬって(のせて)いきます。
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皆さん真剣そのもの。心地よい緊張感が漂います。さすが“大人の”日本画時間です!

 

 

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裏彩色にも挑戦!10.JPG

 

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早く終わった方から、特別に!

金箔を施していただくことができました!

終了前に講師から、お一人ずつ講評をいただきました。12.JPG

 

皆さん、大人ならではこだわりが見られる個性豊かな作品が出来上がりました。

アンケートには「自宅に飾ります」というコメントも…満足度の高いワークショップとなったようです。

 

 

 

最後に、今回のワークショップに向けて講師の方が準備してくださった道具をご紹介します。

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色とりどりの岩絵具…さまざまな形の膠…箔の種類と裏彩色などなど

 

 

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 こちらはお二人が現在取り組まれている「吉備大臣入唐絵巻」の復元模写です!

日本画の魅力にどっぷりと浸かった充実の一日となりました♪ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 25万人達成!!

 

特別企画展「ボストン美術館 日本美術の至宝」が開幕133日目の本日、25万人目のお客様をお迎えしました!

学芸員を目指している大学生の山中さんです。授業で絵巻物について勉強しており、本日は先生の勧めで来館したとのこと。

「鎌倉時代の絵巻物が色褪せながらも鮮明で、ダイナミックで驚いた。特に《平治物語絵巻》の炎の部分が良かった。《雲龍図》も迫力があって素晴らしかった。」と感想を語ってくれました。
「将来は日本の伝統や文化を海外の人に伝えられる仕事をしたい」という山中さんに、里帰り中の数々の日本の美術品をご覧いただけてスタッフ一同喜んでいます。

 

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馬場館長より記念品を贈呈

 

本展もいよいよ今週末の12月9日(日)まで。閉幕まで4日間となりました。
どうぞ、お見逃しなく!!

 

2012年11月10日(土)13:30-16:00
「飛び出せドラゴン☆龍の衣がえ」
ナビゲーター:名古屋芸術大学美術学部 美術文化コース学生

 

当館で開催中の「ボストン美術館 日本美術の至宝」展の顔といえば、チラシでもおなじみの“龍”。

今回のワークショップは、その龍に負けないくらいに大きな立体ドラゴンを子どもたちが作っちゃう!という内容でした。

 

ナビゲーターの名古屋芸術大学のお兄さん、お姉さんに龍のとっておきの話を聞いたり、

墨の使い方を教わったりしながら、力をあわせて一体の大きな龍を生み出しました。

鱗は子供たちがそれぞれ墨の濃淡をつけながら、一枚一枚仕上げています。

 

はじまり.JPGまずはお兄さん、お姉さんとグループごとにごあいさつ。
どれくらい大きな作品だと思う?

 

展示室から戻ったら、さっそく制作開始!!

  

制作1.JPG3つのグループに分かれて、まずは龍の体づくり。
丸めた新聞紙をふくろに一生懸命詰めます。

 

 

  ずいぶん中身が詰まってきました。制作2’.jpg

 

制作3.JPG  次は体を覆う和紙を墨でぺたぺた、シュッシュッ。

 

 墨のにじみや濃淡を生かして、鱗もぬります。
 
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体を覆って鱗も貼りつけます。ペタリ!
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それぞれのパーツが出来ました。

よし、合体だ!

 

 

うまくつながったかな?最後の仕上げに目玉をいれて命を吹き込もう!
「飛んで行っちゃうんじゃない?」なんて声もあがります。
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集合写真.JPG 迫力満点のドラゴンが完成!

  

子供たちのドラゴンは、当館エントランスで12月9日まで展示中です。
ぜひ会いに来てください!
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「ボストン美術館 日本美術の至宝」展の次なる巡回先 九州国立博物館での開催に先駆け、

秋田県立近代美術館 河野元昭館長(東京大学名誉教授)と九州国立博物館の森實研究員が対談に来館されました。
河野館長は、以前実施されたボストン美術館調査時の体験談とともに展覧会のお薦めの作品と見どころを紹介。

迫力あるお話しぶりに引き込まれ、あっという間に時間が過ぎてゆきました。
※本日の対談は九州国立博物館 季刊情報誌“Asiage(アジアージュ)”に掲載される予定です

 

九州国立博物館 HPはこちら
秋田県立近代美術館 HPはこちら 「館長のつぶやき」は必見です!

 

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河野館長(左)と森實学芸員(右)