レンブラント版画展:概要

レンブラント版画展

4F ボストンギャラリー 5F オープンギャラリー
2007年9月8日(土)~2007年12月9日(日)
17世紀オランダの画家レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)は、光と闇を巧みに描いた油彩画家としてよく知られています。その一方、彼は300点近い銅版画も残しており、ヨーロッパを代表するエッチング(腐蝕銅版画)の巨匠でもあります。
現在のような写真や印刷技術のなかった当時、銅版画は油彩画の複製を量産する手段として大きな役割を担っていました。版画は必ずしも芸術作品ではなく、とりわけエッチングの芸術作品としての可能性は未知数でした。しかしレンブラントは工夫を重ねて微妙な濃淡の変化や繊細な質感表現を実現し、エッチングの表現力を一気に高めました。
注文主からの依頼を受けて制作することが多かった油彩画に対し、版画は芸術家が自らの意思で主題を選び、自由に表現できる手法でした。それゆえ、レンブラントの芸術的な意図は版画にこそ表れているともいえます。エッチングはレンブラントにとって絵画と並ぶ重要な表現手段となりました。
本展覧会では、レンブラントの版画117点と銅版(原版)1点を中心に、マンテーニャ、デューラーらの作品13点を加えた計131点で、レンブラントの版画世界を紹介します。

画像:石のてすりに寄りかかる自画像

《 石のてすりに寄りかかる自画像 》1639年 エッチング

Anonymous gift and Katherine E. Bullard Fund
in memory of Francis Bullard 1982.181

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