恋する静物-静物画の世界:概要

恋する静物-静物画の世界

4F ボストンギャラリー
2011年9月17日(土)~2012年2月19日(日)
主催 名古屋ボストン美術館、ボストン美術館
共催 中日新聞社
協賛 中京テレビ放送、エスカ
後援 米国大使館、在名古屋米国領事館名古屋アメリカン・センター、愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋商工会議所
協力 日本航空、大韓航空、近畿日本鉄道、東海旅客鉄道、名古屋鉄道、名古屋市交通局、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
入館料金
  当日 前売・団体 午後5時以降
一般 1,200円 1,000円 1,000円
シルバー・学生 900円 700円 700円
中学生以下 無料

※同時開催「呼びとめられたものの光」展と共通券です

図録販売

音声ガイド

チケット販売所

当館チケット売場、チケットぴあ[Pコード:764-707]、サークルK、ファミリーマート、ローソン[Lコード:42675]、セブンイレブン

写真:卓上の果物と水差し

ポール・セザンヌ≪卓上の果物と水差し≫
© 2011 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.

セザンヌの“りんご”やモランディの“瓶”のように、身の回りにあるありふれたものを描いた静物画。静物画は、古くは寓意画やだまし絵として描かれ、時代の移り変わりとともにさまざまな展開を見せました。特に近代以降は、芸術家たちの関心がモチーフそのものの色や形へと及びます。本展では、ボストン美術館の豊富なコレクションの中から、セザンヌ、ルノワール、マネを始めヨーロッパやアメリカの絵画作品に加えて、セーヴルやティファニーの陶磁器や銀器、宝飾品もご紹介します。絵画だけにとどまらない、芸術家たちの創意にあふれた69作品で、16世紀から現代にいたる静物表現の変遷をたどります。

恋する静物 ―動かない〈もの〉たちに込められた想い―

写真:瓶とピッチャーのある静物

ジョルジョ・モランディ≪瓶とピッチャーのある静物≫ 1946年
油彩・カンヴァス 25.1×45.1cm
© SILA, Roma & SPDA, Tokyo, 2011
静物(still life)という言葉は、画面の中でじっととどまる動かない存在を思わせます。しかしながら本展に出品されている、人間にこの世のはかなさを説く頭蓋骨、画家の長時間にわたる制作に耐えたリンゴたち、画面の中でキラキラと耀きを放ち続ける花々を表現した作品は、まるでいまにもおしゃべりを始めそうに見えます。モチーフの声に耳を傾けると、何が聞こえてくるのでしょうか。画家に対する想い、画家から受け取った気持ち、作品を手元に置いてきた鑑賞者のこだわり。それぞれに、愛着や思い入れがあったことでしょう。
例えば、モランディは、同時代の前衛的な美術の流れからは一線を画し、画業の大半を通して同じ水差しや瓶を繰り返し描きました。穏やかな色調と質素な佇まいの瓶たちは、画家に何を語りかけたのでしょうか。作品を創る人も、描かれたモチーフたちも、鑑賞する人も、ちょっと心を動かされる、「恋する静物-静物画の世界」にはそんな想いが込められています。

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